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車に常備したい防災グッズ15選|災害時の行動についても解説!

車に常備しておくべき防災グッズ15選

車に常備しておくべき防災グッズは数多くあります。ここでは、車に常備しておくべき防災グッズ15選を紹介します。

 

水と食料

災害時はライフラインが寸断され、食糧や水が不足する可能性があります。そのため、数日分の水と保存食を準備しておくことは重要です。

特に、水は人間の生命維持に欠かせないもので、1人当たり1日約3Lが必要とされています。災害の際に持ち運びやすいように、500mlのペットボトルを2本用意しておきましょう。500mlのペットボトル2本にすることで、食事用とトイレ用で分けて使用できます。

保存食としては、缶詰やレトルト食品、長期保存が可能なクラッカーなどを用意しておくのがおすすめです。長持ちして高カロリーなものを中心に選びましょう。

 

衛生用品

避難所や被災現場では衛生環境が悪化しやすく、感染症のリスクが高まります。アルコール消毒液、マスク、ティッシュ、ウェットティッシュなどの衛生用品を常備しておき、感染症を予防しましょう。

また、災害時はトイレに困ることも少なくありません。衛生的な状態でトイレができるように、トイレットペーパーも用意しておくのがおすすめです。

 

簡易トイレ

災害時の避難場所に必ずトイレがあるとは限りません。車中泊をしなければいけない場合は、トイレの場所が離れていて行きづらい可能性もあるので、家族分の簡易トイレを用意しておきましょう。

簡易トイレは丈夫で、臭い漏れもしづらいです。しかし、臭いが気になることもあるため、消臭剤も一緒に用意しておくのがおすすめです。

 

手回し充電器

災害時には電力供給が途絶えるおそれがあり、スマートフォンやラジオの充電が切れてしまうことが考えられます。スマートフォンの充電が切れると、ライトが利用できなくなるため、夜間の移動が困難になるかもしれません。

手回し充電器があれば、電源がなくても緊急時に通信手段や情報源を確保できます。欠かさずに備えておきましょう。

 

応急処置道具

災害時には怪我をする可能性があるため、応急処置道具は必需品です。消毒液、ガーゼ、包帯、絆創膏などを用意しておき、軽い怪我であればすぐに対応できるようにしておきましょう。救急箱にまとめて常備すると便利です。

 

暑さ(寒さ)対策グッズ

暑さや寒さの対策グッズも欠かせません。災害時は劣悪な環境で数日間過ごさなければいけない可能性があるため、体調を維持するためにも暑さ(寒さ)対策グッズを備えておきましょう。

暑さ対策にはウィンドーネット、寒さ対策にはサバイバルブランケットや毛布などを準備しておくのがおすすめです。

 

懐中電灯

停電時や夜間に視界を確保するために懐中電灯は欠かせません。スマートフォンのバッテリーが切れてしまうことを考えると、電池式の懐中電灯を用意しておいたほうが安心です。予備の電池も一緒に準備しておきましょう。

懐中電灯の中には、手回しでライトを点けられるものもあります。回す手間は必要ですが、どのような状況であっても利用できるため、手回しタイプの懐中電灯を用意するのもおすすめです。

 

折り畳み式マット

災害時に車中泊を余儀なくされた場合、車のシートは固く、十分にリラックスできない可能性があります。肩や背中の負担を軽減させるためにも、折り畳み式のマットを準備しておきましょう。

空気を入れて膨らませるタイプの折り畳みマットであれば、車のわずかなスペースにも収納できます。

 

ゴミ袋

ゴミ袋はゴミを捨てるためだけでなく、雨よけや寒さ対策、衣類の保護など、さまざまな目的で活用できます。折り畳めばスペースを取らないので、防災セットの中に数枚用意しておきましょう。

 

ハンマー

地震による津波や豪雨に見舞われた場合は、車内に閉じ込められるおそれがあります。命の危険が迫ってきたときは、窓を割って脱出できるようにハンマーを用意しておきましょう。ハンマーがない場合は、ジャッキやレンチなどの工具で代用するのがおすすめです。

ハンマーでガラスを割る際は、破片が飛び散って怪我をするおそれもありますので注意してください。

 

軍手

軍手があると、災害時に割れた窓ガラスを片付けたり、車の状態を触って確認したりできます。防寒具としても軍手を活用できるため、防災セットに入れておきましょう。

 

折り畳み式水タンク

災害時に水が供給された時にあると便利なのが折り畳み式の水タンクです。水タンクがあれば、水をストックしておけるため、好きなタイミングで飲むことができます。折り畳めないと車のスペースを圧迫してしまうため、できるだけコンパクトに収納できるものを選びましょう。

 

ホイッスル

ホイッスルは、災害時に助けを求める際や、自分の居場所を知らせる際に役立ちます。すぐに使用できるようにしておくことが大切なので、車の中でも手の届く場所に置いておきましょう。

 

クーラーボックス

クーラーボックスがあれば、食材や飲み物を衛生的に保管できます。特に夏場は飲み物がすぐにぬるくなってしまうため、クーラーボックスが重宝します。熱中症や脱水症状を避難生活中に起こさないためにも、クーラーボックスを用意しておきましょう。

 

除菌シート

除菌シートがあると、お風呂に入れないときでも体を清潔にできるので便利です。体を清潔にするのはもちろん、ティッシュ代わりに使用することもできます。長期的な避難生活では衛生面が重要となるため、除菌シートや汗拭きシートは用意しておきましょう。

 

 災害時に車中泊をする際の注意点

災害時は車中泊をしなければならない場合もあります。ここでは、災害時に車中泊をする際の注意点を紹介します。

 

エコノミークラス症候群にならないようにする

長時間同じ姿勢で座り続けることで起こる「エコノミークラス症候群」は、車中泊をしていると発生しやすくなります。エコノミークラス症候群になり、血流が滞ると静脈に血栓ができ、急に息が苦しくなるなどの症状が現れるおそれもあります。

定期的に車外に出て足を伸ばしたり、車内でも足の運動をしたりして、血流を促進しましょう。こまめな水分補給もエコノミークラス症候群の対策として効果的です。カフェインが含まれているものはなるべく避け、水やお茶を選んでください。

 

エアコンは適宜休ませる

夏場だとエアコンをつけたままで車中泊をしがちです。しかし、エアコンをつけたままにしていると、排気ガスが車内に入ってくるおそれがあります。燃費も悪くなってしまうため、定期的にエアコンは休ませましょう。

 

まとめ

車の防災グッズにはさまざまな種類があります。すべてを常備しておくのは難しいかもしれませんが、ひとつでも用意しておくだけで、災害が起こった際に対処しやすくなります。

日本で暮らしている限り、いつ災害に襲われるかはわかりません。何年か後には南海トラフのような大型地震が発生するともいわれています。万が一に備えて、車には防災グッズを用意しておきましょう。

また、災害が起こった際にどのような行動をとれば良いかを確認しておくことも大切です。自治体が公開しているハザードマップを確認して、いざというときの避難場所は把握しておきましょう。日頃から災害に対して高い危機感を持つことが、命を守る上で大切です。

 

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