カーナビの取り付けはプロに依頼するほうが安心です。DIYの場合、配線や電気系統にトラブルが発生するし、結果的に高額な修理費用がかかってしまう可能性があります。今回は、カーナビの取り付けをプロに依頼するメリットと、依頼先の選び方や費用の目安について詳しく解説します。
カーナビの取り付けはプロに依頼するのがおすすめ

カーナビの取り付けは、DIYで行うことも可能です。しかし、専門的な知識や技術が求められるため、初めての方や経験が少ない方には注意が必要です。特に、車両の内部構造や電気系統について理解していないと、思わぬトラブルにつながることがあります。
たとえ取り付けがうまくいったとしても、配線が乱雑になり見栄えが悪くなったり、正しく動作しないことがあります。さらに、取り付け作業中にミスをしてしまうと、カーナビや車両自体に不具合が生じる可能性もあります。
最悪の場合、カーナビを故障させてしまったり、車両の電気系統にダメージを与えることも考えられます。費用を抑えたいという理由から自分で取り付けることを検討している場合でも、できればプロに依頼するほうが安心です。
プロに依頼することで、きれいな仕上がりが期待できるだけでなく、カーナビの機能を最大限に活用するための正しい設置が行われます。また、車両へのダメージを避け、安全に運転できる状態を確保できるのも大きなメリットです。
【カーナビ】取り付けの依頼先

カーナビを取り付ける際には、ディーラーやカー用品店、整備業者など複数の選択肢があります。依頼先を選ぶためには、それぞれのメリット・デメリットを理解することが重要です。
ディーラー
ディーラーは車両の販売元であり、正規の部品やサービスを提供しているため、信頼性の高い取り付けが期待できます。
メリット
ディーラーで取り付けを依頼する利点は、メーカー純正のカーナビを安心して取り付けてもらえる点です。純正部品のため、車との適合性は抜群で、不具合が発生しにくいのが特徴です。
また、ディーラーで取り付けを行った場合、取り付け後のメンテナンスや修理も手厚くサポートしてもらえます。特に新車購入時にまとめてカーナビを取り付けることで、統一感のある仕上がりが得られるでしょう。
デメリット
一方で、ディーラーに依頼する際の欠点は、費用が非常に高額になる可能性があることです。純正ナビは割高で、取り付け費用も加算されるため、他の選択肢と比べて大幅にコストがかかる場合があります。
さらに、ディーラーが提供するカーナビは選択肢が少なく、他ブランドの製品を選びたい場合は制限があることが多いです。迅速な対応が求められる場合も、繁忙期には取り付けに時間がかかることがあります。
カー用品店
カー用品店では、多種多様なカーナビを扱っており、幅広い選択肢のなかから最適な製品を見つけることができます。
メリット
カー用品店の大きなメリットは、価格と選択肢の自由度です。ディーラーに比べて、幅広いメーカーや機能を持つカーナビから、自分に最適なものを選べるため、予算に応じた製品を手に入れることが可能です。店員が製品選びをサポートしてくれるほか、タイミングによってはキャンペーンや割引価格で購入できる場合もあります。
また、各店舗で取り付けサービスを提供しているため、購入から取り付けまで一貫して対応してもらえるのが利点です。
デメリット
ただし、カー用品店での取り付けにはいくつかの注意点があります。取り扱いメーカーが多い分、スタッフの知識や技術が製品によって異なる場合があります。例えば、特定のカーナビに特化しているわけではないため、特定のナビや車種への対応が難しい場合もあるでしょう。
さらに、アフターサービスや保証内容がディーラーほど充実していないことがあり、後々のサポートが必要な場合には十分なフォローが得られない場合があります。
整備業者
整備業者は、車の専門知識を持つプロフェッショナルとして、さまざまな車両のカーナビ取り付けに対応できます。
メリット
整備業者に依頼する場合のメリットは、車の構造や電装系に詳しい専門技術者が取り付けを行うため、確実で精度の高い作業が期待できる点です。特に、カーナビだけでなく、車両全体の整備や修理と合わせて依頼できるため、総合的なサポートを受けたい方に適しています。
また、ディーラーよりも柔軟に対応してくれるため、少し特殊なカーナビや古い車にもスムーズに対応できることがメリットとなります。費用面でも、技術力に対して比較的リーズナブルな価格で依頼できることが多いです。
デメリット
ただし、整備業者に依頼する際のデメリットは、業者によって技術力やサービス内容にバラつきがあることです。専門性が高い分、取り扱い製品やアフターケアの充実度が店舗によって異なるため、信頼できる業者を見極める必要があります。
また、整備業者が提供するカーナビはディーラーほど保証が充実していない場合があり、長期間のサポートが必要な方には不安を感じることがあります。さらに、依頼する整備業者によっては取り付け可能なカーナビの選択肢が限られていることもあります。
カーナビの取り付け費用の目安
カーナビを取り付ける際の費用は、カーナビのタイプや依頼先によって異なります。下記に、代表的なカーナビの種類ごとの費用の目安を紹介します。
カーナビのタイプ別取り付け費用
まず、カーナビの種類によって費用は変動します。取り付けが簡単なポータブルタイプから、車両にしっかりと組み込むインダッシュタイプまで、それぞれの費用目安は下記の通りです。
カーナビのタイプ |
取り付け費用の目安 |
ポータブルカーナビ |
10,000円〜20,000円 |
インダッシュカーナビ |
20,000円〜40,000円 |
フリップダウンカーナビ |
30,000円〜50,000円 |
ポータブルカーナビは、車内に固定するための簡単な作業で済むため、費用を低めに抑えられます。インダッシュカーナビの場合、取り付けにはある程度の技術が求められ、カーナビを車両にしっかり設置するため、時間や作業の手間がかかります。フリップダウンカーナビは、取り付け作業が複雑なため、比較的多くの費用がかかります。
依頼先別取り付け費用
カーナビの取り付けをどこに依頼するかによっても、費用が変わります。それぞれの依頼先による目安は下記の通りです。
依頼先 |
取り付け費用の目安 |
カー用品店 |
16,000円〜46,000円 |
ディーラー |
20,000円〜30,000円 |
整備業者 |
15,000円〜25,000円 |
カー用品店は、比較的リーズナブルな価格で取り付けを行ってくれることが多いです。購入したカーナビをそのまま取り付けてもらえることが一般的です。ディーラーは、純正のカーナビや特定の車種専用のモデルを扱っている分、費用は高くなることがあります。整備業者の場合、作業の質が高いため、カスタマイズが必要な場合などにも安心して依頼できます。
まとめ
カーナビの取り付けは、自分で行うことも可能ですが、配線や車両の電気系統にトラブルが発生するリスクを避けるため、プロに依頼するのがおすすめです。ディーラーやカー用品店、整備業者など、依頼先によってメリットとデメリットがありますが、それぞれの特徴を理解し、最適な選択をすることが重要です。費用や安全性を考慮して、自分に合った取り付け方法を選び、快適なカーライフを楽しみましょう。
なお、カーナビまでは必要なく、ディスプレイオーディオ機能だけあれば良いと考えている方や、Bluetoothを利用したハンズフリー電話がしたいと考えている方には、オットキャストがおすすめです。
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