アップルカープレイとは?
アップルカープレイとは、車とiPhoneを接続することで、電子キーを使用したり、検索履歴を活用して道案内したりできるシステムのことです。iPhoneを経由してインターネットに接続すれば、音楽の再生やメッセージの送受信も可能です。
対応している車種は600以上あり、現在も増え続けています。利用できるアプリの種類も増えているため、さまざまな機能を楽しめます。
アップルカープレイの接続方法
ここでは、アップルカープレイの接続方法を紹介します。アップルカープレイの接続方法は、有線と無線で異なります。
有線接続
有線で接続する場合は、USBで車載ディスプレイ機器と接続し、画面の指示に従って設定します。接続先のUSBポートには、必ず「Apple CarPlayアイコン」もしくは「スマートフォンアイコン」のラベルがあるかを確認してください。
有線で接続できない場合は、車がアップルカープレイに対応していない可能性があります。アップルカープレイが利用可能な車種か確認してから、接続してください。
無線接続
アップルカープレイは、無線で接続するのがおすすめです。無線で接続していれば、iPhoneをカバンやポケットに入れたままでもアップルカープレイを利用できます。有線だと振動でケーブルが抜けてしまう可能性もあるため、快適にアップルカープレイを利用するなら無線で接続してください。
無線接続の場合は、下記の手順で行います。
1.ハンドルの音声コマンドボタンを長押しする
2.カーナビやステレオ機器がワイヤレスモード、もしくはBluetoothペアリングモードになっているか確認する
3.iPhoneの画面で「設定」→「Wi-Fi」の順にタップする
4.iPhoneのWi-Fiがオンになっていることを確認したら、CarPlayネットワークをタップする
5.自動接続がオンになっているか確認する
6.「設定」→「一般」→「CarPlay」の順にタップし、利用したい車を選択すれば接続できる
上記の方法で接続できない場合は、車の取扱説明書からアップルカープレイの接続方法を調べてみてください。
アップルカープレイでできること
アップルカープレイでは、さまざまな機能を活用できます。ここでは、アップルカープレイを使ってできることを紹介します。
音声入力でスマートフォンアプリを操作できる
アップルカープレイを利用すると、運転中に音声入力でスマートフォンアプリの機能を使用できます。手を動かさずにアプリを操作できるため、ながら運転にはならず安全に運転ができる点がメリットです。
主に地図アプリや音楽アプリ、メッセージアプリなどが利用できます。しかし、動画の再生やゲームアプリなどの利用はできません。
地図アプリを使ってカーナビの代わりとして使える
アップルカープレイで地図アプリを利用すれば、カーナビと同じような使い方ができます。iPhoneに標準搭載されている地図アプリはもちろん、Google Mapも使用可能です。
iPhoneで地図アプリを使う場合と比べて、車載ディスプレイで現在地や目的地を確認できるため、見やすいのが特徴です。検索履歴を活用した道案内もできます。
しかし、オンラインの地図アプリを使用すると、データ通信量がかさむおそれがあるため注意してください。
ハンズフリー電話やメッセージの確認も可能
運転中に着信があった際に、アップルカープレイを利用すればハンズフリーで通話ができます。着信メールの内容を音声で確認することもできます。Siriを活用すれば、ハンズフリーで返信も可能です。
しかし、Siriを利用した音声入力が必ずしも正確とは限りません。Siriが誤った認識をしてしまう可能性もあるため注意してください。
アップルカープレイで使用できるおすすめのアプリ
アップルカープレイでは、さまざまなアプリを使用できます。ここでは、アップルカープレイで使用できるおすすめのアプリを紹介します。
地図アプリ
アップルカープレイで使用するアプリの中で、最もおすすめなのが地図アプリです。普段から使い慣れている地図アプリを大画面で使用できるため、快適に運転できます。カーナビがない車にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
しかし、オンラインの地図アプリを使用すると、データ通信量も消費します。携帯代が上がる要因にもなるため注意してください。
メッセージアプリ
メッセージアプリもアップルカープレイで使用できます。運転中でも安全に連絡を確認できるのが魅力です。
運転中はスマートフォンを操作できないため、メッセージアプリの通知を見逃してしまいがちです。緊急の連絡の返信が遅れてしまうこともあるかもしれません。アップルカープレイを利用していれば、緊急の連絡があった際でもすぐに返信できます。
音楽アプリ
SpotifyやAmazon Musicなどの音楽アプリを使用するのもおすすめです。スマートフォンで聴いているのと、同じアプリで音楽を楽しめます。最近の車のオーディオ機能は向上しているため、音質が良く迫力のある音楽を楽しめるのも音楽アプリを利用するメリットです。
アップルカープレイを使用する注意点
アップルカープレイは便利ですが、使用する上で注意しなければいけない点もあります。ここでは、アップルカープレイを使用する際の注意点を紹介します。
画面の操作は車を停車させてから行う
アップルカープレイはすべての機能を音声で操作できるわけではありません。一部の機能やアプリに関しては、画面の操作が必要な場合もあります。画面を操作する際は、基本的に車を停車させなければいけません。
運転中に画面を操作すると、ハンドルから手が離れた状態になってしまい危険です。脇見運転にもなるため、絶対に運転中は画面の操作をしないようにしてください。
通知で運転に集中しづらくなる可能性がある
アップルカープレイは、運転中にメッセージアプリの通知が来たことを確認できます。便利な一方で、メッセージの内容が気になってしまい、運転に集中できなくなるおそれがあります。
どうしても通知が気になる場合は、車を停車させてから確認してください。脇見運転は危険なので、通知が来ても気にしすぎないようにしましょう。
音声入力に気を取られすぎないようにする
音声入力は便利ですが、気を取られてしまい運転に集中できなくなるおそれがあります。アップルカープレイの利用に慣れていないと、音声入力をスムーズに行えず、運転に支障が出るかもしれません。
アップルカープレイに慣れるまでの間は、停車してから音声入力するのがおすすめです。ハンズフリー通話も運転の妨げになるおそれがあるため、慣れるまでは利用しないようにしてください。
まとめ
アップルカープレイで利用できる機能やアプリは多く、運転をより快適にするために活用できます。運転中の退屈さに悩んでいる方や、すぐにメッセージアプリの通知をチェックしたい方は、ぜひアップルカープレイを利用してみてください。
しかし、すべての車がアップルカープレイに対応しているわけではありません。iPhoneユーザーではないため、そもそもアップルカープレイを利用できない方もいるでしょう。
オットキャストであれば、USB接続で簡単にスマートフォンと連携して、さまざまな機能を車載ディスプレイで使用できます。カーナビとして利用できるのはもちろん、音楽を聴いたり、ハンズフリー通話をしたりすることも可能です。
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