車検は何年ごと?新車・中古車の違いや次回車検の確認方法を解説

車検は何年ごと?新車・中古車の違いや次回車検の確認方法を解説

車を購入すると、定期的にやってくるのが車検です。

ただ、初めて車を持った人にとっては、車検が何年ごとなのか分かりにくいですよね。新車と中古車で違うのか、軽自動車も同じなのかと迷うこともあるでしょう。

この記事では、車検を何年ごとに受けるのかをはじめ、自分の車の期限を確認する方法や、期限が切れた場合の対応まで解説します。

1.車検は何年おき?車種ごとのタイミングを解説

車検の周期は、車種や用途によって異なります。

まずは、自分の車に当てはまる周期を確認しましょう。

1-1.普通車・軽自動車の車検は新車なら3年後、その後は2年ごと

自家用の普通乗用車と乗用の軽自動車は、新車登録から3年後が初回車検、その後は2年ごとです。

たとえば2026年8月に新車登録した場合、初回は2029年8月ごろ、その後は2031年、2033年と続きます。

普通車と軽自動車で、基本的な車検周期に違いはありません。

1-2.中古車の車検時期は有効期限を基準にする

中古車は、購入日から3年後に車検を受けるとは限りません。

確認するのは、現在の車検の有効期間満了日です。

たとえば購入時点で車検が残り1年なら、約1年後には次の車検を迎えます。

購入時には車検証などで満了日を確認しておきましょう。

1-3.貨物車や事業用車は車検を受ける間隔が異なる

貨物車や事業用車は、自家用乗用車と車検周期が異なります。

主な周期は以下のとおりです。

車種 初回 2回目以降
自家用乗用車 3年 2年
乗用の軽自動車 3年 2年
貨物の軽自動車 2年 2年
車両総重量8t未満の貨物車 2年 1年
車両総重量8t以上の貨物車 1年 1年
バス・タクシーなど 1年 1年
乗用レンタカー 2年 1年

車種や用途が分からない場合は、車検証を確認しましょう。

1-4.10年以上乗っている車でも車検は基本的に2年ごと

自家用乗用車は、新車登録から10年以上経過しても車検は基本的に2年ごとです。

現在の制度では、車齢10年を超えたことだけを理由に、車検が1年ごとになることはありません。

ただし、年数が経った車は部品が劣化しやすいため、日常点検や定期的なメンテナンスも意識しましょう。

2.次の車検がいつなのか確認する方法

次回の車検時期は、主に以下の方法で確認できます。

  • 車検証
  • フロントガラスの車検ステッカー
  • 車検証閲覧アプリ

「前回から何年経ったか」で推測するのではなく、実際の有効期間満了日を確認するのが確実です。

2-1.車検証に記載された有効期間の満了日を確認

次回の車検時期は、車検証の「有効期間の満了する日」を確認するのが基本です。

たとえば満了日が2027年10月15日なら、その日まで車検が有効です。

ただし、電子車検証の券面には有効期間が記載されません。自動車検査証記録事項や車検証閲覧アプリから確認しましょう。

2-2.フロントガラスの車検ステッカーから期限を確認

フロントガラスに貼られた「検査標章(車検ステッカー)」からも期限を確認できます。

ステッカーの表面には車検が満了する年月、裏面には満了する年月日が表示されています。

車検証が手元にないときにも確認しやすいため、普段からステッカーの位置を把握しておくと安心です。

2-3.電子車検証は車検証閲覧アプリから有効期限を確認

電子車検証は券面に有効期間が記載されていないため、国土交通省の「車検証閲覧アプリ」を利用します。

電子車検証のICタグを読み取ると、有効期間などの車検証情報を確認できます。

有効期間が近づいた際の通知機能もあるため、車検忘れの防止にも便利です。

3.車検はいつから準備・予約すればいい?

3-1.車検は有効期間満了日の2か月前から受けられる

2025年4月1日から、車検は有効期間満了日の2か月前から受けられるようになりました。

この期間内に継続検査を受ければ、残っている有効期間を失わずに更新できます。

たとえば満了日が6月15日なら、4月15日から受検可能です。以前より余裕を持って予定を組みやすくなっています。

3-2.車検の予約は期限の2〜3か月前を目安に進める

車検の予約は、満了日の2〜3か月前を目安に検討すると余裕を持って準備できます。

特に年度末などの混雑時期は、希望する日時に予約できない可能性があります。

満了日を確認したら、早めに店舗選びや見積もり比較を始めましょう。

3-3.必要書類や車検費用を事前に準備しておく

車検前には、必要書類と費用を確認しておきましょう。

一般的には、以下のものを準備します。

  • 車検証
  • 自賠責保険に関する書類
  • 依頼先から指定された書類
  • 車検や整備に必要な費用

必要なものは依頼先や受検方法によって異なります。予約時に確認し、整備費用も含めて余裕を持った予算を準備しましょう。

4.車検の期限が切れたらどうなる?

4-1.車検切れの車はそのまま公道を走れない

車検の有効期間が切れた車は、そのまま公道を走行できません。

車検を受けるために整備工場へ向かう場合も同様で、「車検を受けに行くだけ」という理由で自由に運転できるわけではありません。

期限切れに気づいたら車を動かさず、まず対応方法を確認しましょう。

4-2.車検が切れた状態で運転すると罰則の対象になる

車検切れの車を公道で運転すると無車検運行となり、6か月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象になる可能性があります。

また、自賠責保険も切れている可能性があります。

「少しの距離だから」と運転せず、車検証や自賠責保険の期限を確認しましょう。

4-3.車検切れでも手続きをすれば再び車検を受けられる

車検が切れても、必要な検査や手続きを行えば再び車検を受けられます。

ただし、車検切れの状態では、整備工場や検査場まで通常どおり運転できません。

まず依頼予定の整備工場へ車検が切れていることを伝え、車の移動方法や必要な手続きを確認しましょう。

4-4.車検切れの車は仮ナンバーや積載車などで移動させる

車検切れの車を移動する方法には、仮ナンバー(臨時運行許可)を利用する方法があります。

継続検査など特定の目的・期間・経路に限って運行が認められる制度で、有効な自賠責保険などが必要です。

仮ナンバーを利用しない場合は、車全体を積載できる積載車などで運んでもらいましょう。

5.車検が何年ごとか確認して余裕を持って準備しよう

自家用の普通車・軽自動車は、新車登録から3年後に初回車検、その後は2年ごとが基本です。

一方、中古車は購入日ではなく、現在の車検の有効期間満了日を基準にします。貨物車や事業用車などは周期が異なるため、車種や用途も確認しましょう。

次回の車検時期は、車検証・車検ステッカー・車検証閲覧アプリなどから確認できます。

また、2025年4月1日からは満了日の2か月前から車検を受けられるため、早めに予約しておくと安心です。

万が一車検が切れた場合は、そのまま公道を走行せず、整備工場などへ相談してください。

まずは自分の車検の満了日を確認し、余裕を持って次回の車検に備えましょう。

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